藤野観光協会☆案内所ブログ

神奈川県最北端に位置する相模原市緑区、藤野エリアの情報をご案内します。自然豊かな藤野の、観光案内屋さんのブログです。

岩神社(佐野川)の神事「おこもり」  

里山ではとっても狭い各地域ごとにお祭があり、伝統があり、
伝説が受け継がれています。
小規模だからこそ、色あせず素のままに引き継がれている傾向が高い気がします。
それでも近年少しずつ地域色が薄らいでおり、
お祭や伝統も形を変えてきているものも多く、
先日初めて教わった、この「おこもり」という行事は
もうできなくなったそうです。

藤野は、落人(おちうど)伝説も多く、
落人だからそ公にはしない
歴史の秘められた町でもあります。

そんな藤野の歴史の一面を少しご紹介します。
歴史にくわしい方が多く、いろんな冊子が編纂されてもいます。
藤野観光案内所でもいくつかの冊子を販売しています。
お立ち寄りの際には、ぜひご覧ください。

@@@

岩神社(佐野川)
http://e-tanzawa.jp/support/e-tanzawa_Supt/info/tiiki-info/tsukuigaku/HTML/T10340.HTML

より転載 @@

祭神は御獄大神(日本武尊)、岩明神(若武合彦命)。
旧社格「村社」。
創立は不明だが、植村佐渡守の一子高橋庄左衛門が
大和国蔵王の里より鎮守石を守護して奉斎したのが始まりとされる。
例祭日は9月5日。境内には樹齢250年を越える樹木が点在し、
特に拝殿前左右一対の柊は1.9mの老木である。
小社は榛名神社、疱瘡神、白山神社、保食神である。
6月14日と11月14日(現在はその日以降の土曜)に
子供の行事として行われる「おこもり」は、
小中学生が参加し、中学生は翌朝まで籠もる。

@@ 転載以上


CIMG1042.jpg

@@ 写真撮影した資料より転載 @@

寛政7年(1795年)本殿・拝殿・神楽殿焼失し、
文化年中(1804~1817年)に再建した。
その神社の焼失の年から、お籠もりの行事が始まった。

集落では以前から粥祭りといった行事を春と秋の2回
白粥または小豆粥を神社の境内でかまどを築いて粥を作り、
集落の者が食べる風習があった。
米の貴い集落であるから、
水気の多い粥にして多数の者が食べられるようにしたという。
粥は古代は神せん用としたので、
そんなことからこの風習が行われてきたのかもしれない。

お籠もりは、神社の焼失によって氏子たちが、神様を籠もりするため、
当時の下岩若衆組の男子が中心に、毎年6月14日と11月14日の2回行われ
明治の中頃より学童たちが中心となり、今も続いている。

行事は集落の各家から米、賽銭、たきぎを集め、
学童たちの関係する団体の家で醤油、削り節を入れた握り飯を作り、
各家に配り、
頭取といって上学年の子どもが神社に泊まり神を籠もる。

この神社行事は200年余り続いていて、藤野町では珍しい行事である。

@@ 写真撮影した新聞記事より転載 @@

(相模読売 1981年6月18日)

奇祭「おこもり」神事
藤野町下岩の岩神社


 藤野町の下岩地区に伝わる奇祭「おこもり」の神事がこのほど、
地区の氏神・岩神社で行われた。

 岩神社は寛政七年(1795)本殿や拝殿などを焼失。
氏子たちが、行く場のなくなった神様を「おこもり」するために始まったとされ、
以来豊作や家内安全を祈って下岩地区に伝わる。
 「おこもり」には、「こもる」と「お守りする」の二つの意味があるという。

 かつては地区の若衆が主役だったが、今は男子中学生。
各家庭から持ち寄られた米を炊き、削り節をまぶすなどして握り飯を作って
神社に供えるとともに、一晩神社にこもった。
 握り飯は地区内全戸(六七軒)に配られ、これを口にすると無病息災で、
子どもも健やかに成長すると言い伝えられている。

@@

山村民族の会
http://www8.ocn.ne.jp/~sanmin/
が発行する冊子「あしなか」252号(1999年7月刊)
で杉崎満寿雄さんが「おこもり」を実際に取材して
原稿を執筆なさっています。
先日、地元の方から見せていただき、拝読しました。

CIMG1040.jpg

CIMG1039.jpg


奥相模 下岩の「おこもり」行事
津久井郡藤野町佐野川

@@ 冒頭より少し転載 @@

村の中を古道が通る。村人はこの道を“八王子みち”と呼ぶ。
明治半ばごろまで、木炭や繭が盛んに八王子へ運ばれた。
この道はまた、甲州街道の裏街道でもあった。

@@ 転載以上 @@

裏街道の知名度アップ作戦も開催中。
いろいろ並行しているので、こつこつです♪
今度じっくり歩いて写真も撮ってこよう~。

藤野で歴史に詳しい方と、こうした取材をしてくださる方が
さらに密接につながり情報データベースが共有されれば、
観光資源がさらに発掘できることでしょう。

そんなイメージも常に持っているので、
こういう情報を発信してみました。
「岩神社」と検索してこの記事を見つける方も
出てくると思います。どうぞ相互情報効果していきましょう。

歴史にお詳しい方、どしどしアドバイスお願いします!

小山玄
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category: 歴史

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